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GMUNDの約束

kisocci (2009年4月 8日 13:43)


Papierfabrik Gmund_0186

ドイツ・ミュンヘンを拠点とする紙メーカーの老舗「GMUND(グムンド)」。2008年秋に銀座伊東屋に直営店がオープンしています。なんでも地元ミュンヘンに次ぐ2店舗目とのこと。

グムンドの道のりや製紙に対する姿勢などは、
グムンド物語に詳しく述べられています。なかでも環境に対する姿勢には驚かされます。製紙には、水、電力、パルプが必要で、それらすべてに対して環境的取り組みがなされていることは、まま当然といえます。驚くべきは、120年前の機械を今もメンテナンスして稼働させているという物持ちのよさと、その技術の伝承です。無駄を出さず、それでいて最高の品質を持続させる、これもひとつの環境対策だと思います。

グムンドは高級ブランドのパッケージなどを手がけ、紙界の高級ブランドともいわれています。製品の質がよいだけでなく、モノ作りに対する確固たる姿勢と語り継がれるストーリー、これらがすべて備わっているからこそ、高級ブランドとしての地位(約束)を守り続けることができるのでしょう。

さて、紙にはその土地それぞれに特有のものがあります。原料とする繊維をどう調達するのか、が土地の個性になるわけですが、沖縄では月桃という植物から作る月桃紙が特産品の1つとして親しまれています。月桃の茎を煮て繊維を取り出して紙すきの要領で作ります。
月桃紙つくり

また月桃は収穫しても一年ほどで元の大きさまで成長するので、環境的にも森林破壊などにつながりにくいのが特徴です。月桃の防菌効果から壁紙やふすまによく使われますが、その独特の風合いからレターセットや絵はがきなどとしても楽しまれています。

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